27日、都内で開かれた「ライフネット生命 新CM発表会」にマツコ・デラックスさんが登場。「私の会見はいつもこの人！」という気心の知れた司会者とともに、”マツコ節”を炸裂させました。
■独り身だからこそ…
じつは、今まで保健のCMは断っていたというマツコさん。その理由を「生命保険を宣伝するのは無責任だなって。受取人もいないし」と明かします。
「結婚も子供の予定もないけど、これ（死亡保険を）どうしたらいいんだよって。受取人、父だからね！？ その後の受取人って、誰にしたらいいんだろう。保険を誰に残すのか…その人に後処理をお願いしないといけない。迷惑をかけるわけじゃない？」と独り身ならではの苦悩を明かし、同じく独り身だという司会者と「時代は私たちを置いてけぼりにして流れてるのよ！」と熱弁。
このCMを機に保険を見直したいと言い、「信頼できる保険のババア（保険外交員）に委ねるのもありだとは思うのよ。でも勉強しないでプランを決めてることが多くない？ （入らない選択肢も含めて）自分で決めるきっかけになると思う」とアピールします。
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■「みんな自信なんてない」
保険も含め、悩める若者たちについて聞かれると「自分に自信のある人なんてどれくらいいる！？」と声を上げ、じっと取材陣を見つめて「…いなそうよね」とポツリ。「（自信がある人は）よっぽど能天気な人だと思うわよ。自信がなきゃダメってほうがうっとうしくない？」と笑い飛ばします。
さらに自身の若い頃を振り返り、「だらだら流されてきただけ。普通のお世界で居場所がなかったからここに辿り着いた。生きていける範囲で無理しない方が居場所って見つかったりするんじゃないの？ 私はみなさんに手を差し伸べられてここに辿り着いたと思ってるから」としみじみ。
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■「老害」をバッサリ
若者に向けてエールを求められ、「エールなんて送りません」と断言するマツコさん。
「老害だって、エールなんて送るのは。勝手に生きりゃいいんだって、みんな。そうやって『私は若者を理解してる』ってフリして応援するジジイババアがいっぱいいるけど、みんな本心じゃない。どんどんジジイババアを駆逐して生きてください、それくらいです（笑）。ほぼ乗り越える価値もない、駆逐すればいいんです」とバッサリ切り捨てていました。
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■執筆者プロフィール
たつきあつこ：『fumumu』編集部取材担当
芸能事務所のマネージャー、メーカーPRを経験し、現在は『Sirabee』『fumumu』にて年間約150件の記者会見を取材。100均やプチプラをこよなく愛し、週3ペースで店舗を巡る100均研究家としても活動中。
Source: fumumu
