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ウクライナ戦争 トレンドニュース 注目

米英、ウクライナに軍事兵器を追加支援

ウクライナの首都キーウを4月9日に電撃訪問したイギリスのボリス・ジョンソン首相は、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談し、追加支援を約束した。ロシアによる軍事侵攻が始まって以来、主要7カ国(G7)の首脳がキーウを訪れるのは初めて。
首脳会談後に英首相官邸は、イギリスがウクライナに装甲車120台と対艦ミサイルシステムなどを供与すると発表した。ジョンソン首相はさらに、経済支援の追加も表明。イギリスによるウクライナの債務保証は7億7000万ポンド(約1246億円)に達する。

一方、米国防総省は4月7日、ウクライナに供与した武器や装備品の詳細を発表した。弾薬は5000万発以上、対戦車兵器は1万2000基以上に上る。米国は4月5日に1億ドル(約124億円)相当の新たな軍事支援を発表するなど、侵攻開始後の合計は17億ドルに上る。同省は「支援は戦場でのウクライナ軍の(作戦)成功を支えている」とアピールした。
これまでに米国から供与されたのは、対戦車ミサイル「ジャベリン」5000基以上、携行型の地対空ミサイル「スティンガー」1400基以上などで、ウクライナ軍は高い戦果を上げているとされる。米国製の自爆型無人攻撃機(ドローン)「スイッチブレード」についても数百機の供与を決めた。

自爆型無人攻撃機「スイッチブレード」(AP)

また、米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長は4月7日の米上院軍事委員会で、米欧などが6万基の対戦車兵器、2万5000基の対空兵器を供与したことを明らかにした。